夜雨のブログ

呟きみたいな日々

就活、終活?いや、就活

 最近、就活をしている。

 今年年齢25歳、順当に学年という階段を上がっていった人達から比べれば、三年間もどこかで足踏みをしていたことになる僕ですが流石にこれ以上の足踏みは良くないと思い立ち階段を上がってみようと思いました。

 就活といいましても、長年惰眠を貪っていた僕にとっては名前は知ってるけど見たことのない珍生物みたいなものだったので一人で取り組んだとて、就活について右も左も分かりません。そこで、就活エージェントという先駆者の方に助けてもらいながら取り組むことにしました。

 まずは、出版業界を探してる旨を伝えたところ時期が遅すぎるとのことで断念。次に考えていたIT業界の企業を探すことにしました。まずは希望する条件の企業を紹介してもらい、説明会に参加した後、一次選考に応募、順当に選考に受かっていくと無事内定を貰えるシステムらしいです。そして、一連の流れを同時並行で何社も掛け持ちする。これが中々に大変で、世の中の企業に就職している方達はこの難関を乗り越えてきたのかと考えると尊敬の念しかありません。

 学業をこなしながら就活をして、バイトをして、あれ?大学生って思っていた程気楽ではないのかもしれない…と実感し始めました。大学生は人生の夏休みといった話を聞いたことがありますが全然夏休みではないじゃないかと憤慨しかけましたが、振り返ってみれば夏休みの終わりはやってない宿題に追われてヒィヒィ言ってた記憶があります。それと全く同じ状況なので人生の夏休みとは正しかったのかもしれないですね。

 就活を続けてゆくうちに自分がこれまで人生の楽しみとしてたのもが忙しさから楽しめなくなってきました。本を読もうにも文字は上手く頭は入ってくれないし、音楽は何故か聴く気が起こらない。映画も開始数分で観るのをやめてしまう。自分の大事なものが捨てられていくようでこれは就活というより終活の感覚に近いのでは?と思い始めました。でもここを走り切れば大切な感覚が戻ってくるはず、と信じて走り抜けようと思います。そうすれば終活から生き返れると信じて。

多分、梅雨

多分、梅雨が来た。

一週間雨降りの予定らしいし、台風も発生してるし夏に入る前の準備を始めたんだと思う。でも、5月なのに暑すぎたせいか季節感が狂って梅雨は今年ないんじゃないかしらとぼんやり考えてた。梅雨がない年とかあったんだろうか。地球が終わる前とかなら梅雨がなくなりそうだね。

 

夜に雨が降るとアスファルトが濡れて住宅街の電気を地面に反射させる。それを見ると、梅雨だなと思う。街ゆく人たちが傘をさして、お気に入りのレインブーツなんか履いちゃって心の中で早く梅雨終わらないかなとか考えて歩いてるに違いない。トタン屋根に雨の落ちて鳴る音が好きで懐かしく感じるけど、近しい記憶は思い出せないから遺伝子に懐かしさも刻まれてるんだろうか。

Twitterてなんで使い始めたっけ

 私は普段日記はつけない。つけていた時期もあったが、どこかに記憶と、付随した感情を書き記しておかないと自分が消えていきそうだから書いていただけだった。それは二、三年前だった気もするし、一ヶ月くらい前だったかもしれない。

 Twitterは、喋る程でも日記に書き記す程でもない記憶や感情を吐き出すのに適したツールだと思う。でも、いつのまにかTwitterという媒体に思考が慣れて、感じたことや見たものを短い文章で表そうとする癖がついてしまう。その時の心の動きはどれだけ文字を用いても足らず、小さな箱に収めておける大きさでもない筈なのに無理やり収めてしまう。圧殺された感情の血が箱から漏れ出てる気がする。殺人犯ならぬ殺情犯だ。

「私たち大量殺情犯ですね」とか言ったら何を言ってるんだコイツは?みたいな目で見られるのであろう。世間は多分そう。Twitterで自分と思考が似通っている気がする人ばかりフォロー欄に集めたから、自分の思考や感じ方は間違ってない気がしてるだけ。思考や感じ方に正解も間違いもないのだけど。