夜雨のブログ

呟きみたいな日々

就活、終活?いや、就活

 最近、就活をしている。

 今年年齢25歳、順当に学年という階段を上がっていった人達から比べれば、三年間もどこかで足踏みをしていたことになる僕ですが流石にこれ以上の足踏みは良くないと思い立ち階段を上がってみようと思いました。

 就活といいましても、長年惰眠を貪っていた僕にとっては名前は知ってるけど見たことのない珍生物みたいなものだったので一人で取り組んだとて、就活について右も左も分かりません。そこで、就活エージェントという先駆者の方に助けてもらいながら取り組むことにしました。

 まずは、出版業界を探してる旨を伝えたところ時期が遅すぎるとのことで断念。次に考えていたIT業界の企業を探すことにしました。まずは希望する条件の企業を紹介してもらい、説明会に参加した後、一次選考に応募、順当に選考に受かっていくと無事内定を貰えるシステムらしいです。そして、一連の流れを同時並行で何社も掛け持ちする。これが中々に大変で、世の中の企業に就職している方達はこの難関を乗り越えてきたのかと考えると尊敬の念しかありません。

 学業をこなしながら就活をして、バイトをして、あれ?大学生って思っていた程気楽ではないのかもしれない…と実感し始めました。大学生は人生の夏休みといった話を聞いたことがありますが全然夏休みではないじゃないかと憤慨しかけましたが、振り返ってみれば夏休みの終わりはやってない宿題に追われてヒィヒィ言ってた記憶があります。それと全く同じ状況なので人生の夏休みとは正しかったのかもしれないですね。

 就活を続けてゆくうちに自分がこれまで人生の楽しみとしてたのもが忙しさから楽しめなくなってきました。本を読もうにも文字は上手く頭は入ってくれないし、音楽は何故か聴く気が起こらない。映画も開始数分で観るのをやめてしまう。自分の大事なものが捨てられていくようでこれは就活というより終活の感覚に近いのでは?と思い始めました。でもここを走り切れば大切な感覚が戻ってくるはず、と信じて走り抜けようと思います。そうすれば終活から生き返れると信じて。